物理的ストレスの代表格は温度によるストレス
日頃何気なく過ごしている環境そのものがストレスを招いている可能性があります。代表的なストレスは温度で、夏場は暑さ、冬場は寒さが原因になるのです。冷暖房設備を適切に使用せずに過ごすと、温度調整ができないためストレスが溜まります。節約生活のために冷暖房の使用を控えると、それが結果的にストレスを誘発することになりかねません。心身を壊す可能性もあるため、身体と心を害さない程度の温度に調整しておきましょう。ここで注意したいのは冷暖房を使いすぎることです。例えば暑いからとエアコンをフル稼働させると逆に寒くなり、冷房病を招くことがあります。温度による物理的ストレス対策では、自分自身が無理をしないことが何より大事です。
生活に影響を与える騒音と光
騒音と光は知らず知らずのうちに心身に悪影響を及ぼします。例えば交通量の多い道路に面したエリアに住んでいると、騒音によって睡眠を妨げられる可能性があります。自身では騒音を自覚していなくても、脳は認識していることが多いです。騒音の程度は住居の構造によっても変化し、防音性が低い住宅ですと騒音が室内に侵入しやすくなります。光は明るすぎるとストレスになるので、適度に抑えることが大切です。日差しが強いときはカーテンを閉めるなど工夫しましょう。昼夜逆転の生活をする方なら、遮光カーテンで光を完全にブロックする方法が役立ちます。物理的ストレスは無意識のうちに心身を蝕んでいくので、早めに自覚をして対策することが必要です。